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令和8年4月27日(月) 更新
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山笑う
早朝、目が覚めると日の出の時間が本当に早くなってきている。夕方、日が沈む時間も本当に遅くなってきた。春分・秋分を挟んで前後1ヶ月は、本当に季節が速く進んでいると感じられるのはきっとこのせいだと思う。
そういえば、この間まで桜が満開だったのに今はすっかり葉桜になってしまっている。この時期の山は『山笑う』というにふさわしくやわらかい黄緑色が少しずつ色が濃くなってきて新緑の美しい季節だ。ちょっと高い山から隣の山を見ると一本一本の木気がそこにあるのがわかる。このあたりの山は本来多種多様の雑木林の森がふさわしい。山の中はいろいろな木の実がいっぱいでそこに住む動物たちもその種類もいっぱいだ。
さて、人の集まりはどうだろうか。今日、近くの幼稚園の菜園で去年の11月に植えた玉ねぎの収穫を園児と一緒にした。ここの幼稚園は集団教育が徹底されている。幼稚園から菜園まで5分ほど歩いてくるのだが、手をつながせて2人一組でしっかり行列を作って菜園までやってくる。「みんな、今日は何を採るの?」と聞くと「玉ねぎ!」と答えが返ってきた。中には「かぶ?」と答える子もいて面白い。
みんな同じに扱われるが、実際はそれぞれが違う。まず、雨の後なので溝にまだ水がたまっていて入ってパチャパチャしたい子もいれば、泥で汚れるのが嫌な子がいる。さらに言えばたくさんの人の中で固まってしまう子もいれば話も聞かずにとにかくはしゃぎ回る子もいる。
「今日は4つまで採っていいよ。」といって採り始めたのだが、小さいのばかり「かわいい。」と言って収穫したり、一番大きいのを一個だけ選んで収穫する子もいる。もちろん大きいのを4つ収穫して自慢げに持って帰る子の数が最も多い。
山を見るとき全体を見てしまいがちだが、一本一本の木に目が行ったとき、はじめて生き生きとした山の様子が分かるように、人を見るとき集団としてひと塊としてみるのではなく、1人1人の人として見ると集団の本当のすがたが見えるようになるのではないだろうか。
野添コミュニティ委員会では、地域の繋がり作りを一緒にしてくださる方を常時募集しています。ぜひ、野添コミセンに立ち寄り、お声がけください。