平成31年3月17日(日)
先日教え子が、子供を連れて会いに来てくれました。お母さんも一緒に来られて、「近く小学校の時の同窓会を開きたい。」という相談でした。私は中学校の教員を長くしていたのですが、妻が小学校の教員で担任をしていたので連絡してほしいとのことでした。
ずっとこの地域で勤めるとこんなこともあるんだなあと思いました。どんなことでも長く続けるとそこに人の繋がりができ、その繋がりがまた次の繋がりを作っていく。何か不思議な感じがしました。そう言えば、コミセンに来る住民の中にもたくさんの教え子やその保護者であったりすることが多々あります。そのときはただ目の前のことを一生懸命やっていただけなのに本当にいろいろな方と出会っていたんだなあと思います。今までの出逢いもこれからの出逢いも全部つながっているような気がします。
平成31年2月17日(日)
今日は日曜日です。野添コミュニティセンター前の蓮池小学校のグランドでは、朝早くから、地域の大人のソフトボールチームが楽しそうに練習しています。毎週見ているのですが本当に熱心にいつも頑張っておられます。午後からは、少年野球の練習がありました。途中から冷たい雨が降って今日は早めに切り上げたようです。
こんなにお互いのために楽しんでいる世界もあるのに、一方で我が子を虐待で殺してしまう事件が起きています。こういう事件が起きるといつも法律がどうだとか、組織がどうだとか言われるのですが、一人一人がこの機会に改めて自分を見つめることの方が大切だと思います。我々は「人はどうあるべきか。」自分に問いながら生きていくべきだと思います。何か周りを固めるばかりでど真ん中の議論がなされないのはなぜなのでしょうか。
平成31年2月12日(火)
昨日、この冬一番の寒さに見舞われ、瀬戸内の暖かいこの播磨町にも雪が降りました。昼頃には雨に変わってしまったのですが、冷たいはずの雪がなぜか子供の頃の気持ちになって心がウキウキしました。雨傘をさして外に出ました。雪が傘の上にカサコソと乗る音をたてていました。
道路を歩いてふと水路の中を見るとビニール袋に入ったゴミが目に入りました。私はその袋を拾い、分別してゴミの日に出すことにしました。
川にはプラスチックのゴミがいっぱい捨てられ、信号付近の中央分離帯などではたばこの吸い殻が捨てられ、幹線道路の側溝には、レジ袋に入ったゴミが捨てられています。
これだけ環境問題がクローズアップされながらどうしてこんなことが起きるのでしょうか。「人に迷惑をかけないようにしよう。」と小さい頃から学んできたはずなのに、 「法律を犯さなければ良い。」「見つからなければ良い。」「自分の家さえきれいなら良い。」などなど、身勝手な言動が多いように思われます。
人は学習する動物です。よりよく生きることを次々に考え出しています。しかし互いに尊重し合う考えがなければ、どんな便利な物もシステムもきっと人間に害をなす結果になってしまいます。『良心を持って生きることを常々意識し、自律した生き方とは何か。』常に自分に問いかけながら生きたいものです。
平成31年2月6日(水)
立春を過ぎ、少しずつ昼間の時間が長くなりだしたことにうれしい思いがします。
新聞紙上では、連日悲しい事件や事故など見ていて心が痛くなることばかりです。今、一人一人が生きていることの意味や家族のこと、地域のことなど、真剣に考えて行動する必要があると思います。身近な人に接するとき、相手の立場もしっかり想像して本当の意味で思いやることができているのだろうか。
特に自分を否定されたとき、「怒り」ではなく「振り返り」ができるだろうか。自分の中にあるいらだちを他人のせいにしていないだろうか。静かに自分を責めることも大切だと思います。最善の方法は誰も傷つけることなく前に進むことです。
平成31年1月16日(水)
新年あけましておめでとうございます。平成31年も始まって早半月、大相撲初場所ではみんなが応援していた希勢の海が残念ながらの3連敗で引退を表明。時は容赦なく過ぎていきます。でもだからこそもがきながら望みを捨てず前を向いて進もうとしていた横綱には「本当にお疲れ様!」と言ってあげたいような気がします。
1月14日(月)、穏やかな快晴の中、恒例の新春歩こう会・とんどまつりが実施されました。たくさんの方々に協力していただき800名あまりの参加がありました。本当にありがとうございました。
平成30年12月19日(水)
冬至が近づいています。昼の長さが一番短いこの時期、太陽のありがたみが感じられます。寒さはこれから一層厳しくなるとのことです。平成30年もいろいろなことがありました。地域の皆様にはいろいろなところで繋がり作りに協力していただきありがとうございました。
来年は良い年であるように願いたいものです。
新春1月14日(月)は朝から、新春恒例の歩こう会とんどまつりをしたいと思います。1年の地域の挨拶はじめとして皆さんふるってお集まりください。詳しくは毎月配布される「のぞえコミセンだより」をご覧ください。
平成30年11月20日(火)
野添コミュニティセンターでは、11月17日(土)・18日(日)の2日間、ふれあい文化の集いが行われました。天候にも恵まれ延1200名の方が参加していただきました。ただいま行事のホームページを作成しておりますので近日中にその報告をしたいと思います。しばらくお待ちください。
それにしてもつくづく思うのですが、伝統とはすごいもので、今までの長い地域の繋がりで要所要所で必ず助けに来てくださる人がいるのです。しかも何回もやっているのでいざ始めると要領が良くてさっさと終わる。こういった繋がりが、いざというときに役に立つのだと思います。
平成30年10月14日(日)
朝夕、めっきり涼しくなってきました。近くの神社で祭りがあるのか?祭り囃子が聞こえてきそうな良く晴れたとても清々しい気候になりました。
今日は朝から歩いてコミセンまでやってきました。今日は第2日曜で、休館日なのですが、業者による館内清掃が行われるためにやってきました。ずっと気になっていたテラスの前で伸びていた草や蔓・ノイバラを抜きました。水槽の中は、フナが気持ちよさそうに泳いでいます。
頭の隅に残っていることをするとほっとします。本当にたいしたことではないのですが、なぜか取りかかることができないまま時間だけが過ぎてしまうことってありませんか。時間をどこで見つけるかは大変なのですが、やってみると意外と時間が速く過ぎていきます。こういう身軽にすることができるような時が流れる感じを大切にしたい。
平成30年10月10日(水)
10月だというのに、静岡では34℃を記録するという暑さも少し収まって、今日は雨が降っています。これから急に秋らしくなるらしい。稲穂は金色に輝き、白菜やほうれん草、小松菜などがぐんぐん大きくなっています。先日は、丹波栗を求めて北の方へ言ったのですが、夏の猛暑と実りの秋の秋雨、いらないときに降ってほしいときには降らなかった雨のせいで栗も不作とか?
まあ、あんなこんなでいろいろ気になることはあるのですが先のことを心配してもどうしようもありません。特に天気はどうにもなりません。目の前のことを頑張る。今を大切に生きることが大事と思います。この刹那を精一杯生きることが未来につながると信じて日々楽しく生きることが大切ですよ。
平成30年9月23日(日)
「今日も暑いですね。」と会う人会う人に言ったり言われたりしながら今年の夏も過ぎ、気がつけば、秋分になっていました。彼岸花が咲き、稲穂が実る過ごしやすい季節がやってきました。でもぐずつく日も多いこの頃です。今日はちょっそ清々しい気分なので自転車で出勤しました。
窓を開け放し、空気を入れ換えながら、やっと体も楽になってきたなあと思いました。
この夏が酷暑だったからこそ、少し気温が下がっただけでとても心地よい感じがします。そう言えば、「この夏は蚊が少なかったなあ。」といっている人がいましたが、ここのところ蚊に刺され、かゆい思いをしています。蚊も酷暑には勝てなかったようです。やっと過ごしやすくなったので活発に動いているのでしょう。
畑仕事をしていると良く蚊に刺されます。手先は手袋をはめて作業していますから、蚊が来てもたたいたり振り払ったりできず「も〜、来んといて〜。」と叫んだり、頭を振り回したりすることがあります。端から見ている人にとってはきっと変人のように見えるのでしょう。それでも痒みがなくなり、蚊の脅威から逃れられ、家の中でくつろぐとほっと安心します。
「楽あれば苦あり。苦あれば楽あり。」という言葉がありますが、苦しいときがあるから楽しいときがあると言うことです。逆に楽しいときばかりはないと言うことでもあります。苦しいこと、つらいことから逃げず黙々と何かをやっていれば必ずいいことがやってくると言うことです。
平成30年9月4日(火)
台風21号が今まさに日本列島に襲いかかっている。2日前ぐらいから、盛んにテレビやラジオから、「天気の安定している間に、台風に備えてください。そして通過時は決して安全な場所で動かないでください。」と言っている。
ある人が、「○○さんが『今度の台風は今までのとは違う。しっかり準備した方がいいよ。』と言ったから、本当に当たって良かった。」と言っておられました。こんなに情報はあふれているのに天気に関しては自分で情報を集め、そこから何時間後の自分の周りを想像することはかなり正確にできると思います。自分の想像と実際の減少を比較したり、後から自分のとった行動を振り返ったりして想像する力を高めることを常に意識してほしいものです。
兵法で有名な孫子の言葉に『常に備えよ!!』という言葉がある。これは普段からいろいろなことに対して備えをしておくことの大切さを言っている。もっと自分の感性を磨き、今を大切に生きるためには最も大切なことだと思います。
平成30年8月29日(日)
台風20号が猛烈な風を吹かせて通り過ぎていった。8月は、お盆や終戦記念日など、命について考えさせられることが多い月です。私事ですが、先日兄と父の7回忌の法要がありました。こんな時自分とは何かを考えさせられます。
生まれたそのときから、時間が経つにつれて失うものが多いと感じておられる方がおられると思いますが、生きると言うことは今あるものをしっかり使い切って活動することだと思うのです。パラリンピックに出場する選手は、自分にある機能を最大限使って私たちに感動を与えてくれます。
心の持ちようを変えるだけで物事の見え方が変わる。これは高齢化社会の今こそ大切なことではないでしょうか。『今日行くところがある。』『今日用事がある。』生きているということは難しいことではなくこんなことではないかと思います。
平成30年8月8日(水)
8月4日(土)、『のぞえ夏まつり』が実施された。連日の猛烈な暑さで、一時は中止も検討されたが、前日準備には40名ほどの人が集まり、当日には70名ほどのスタッフが集まり、祭りを盛り上げた。台風の影響で播磨町の夏祭りが中止になったこともあってか、本当に集まってきた人々が暑い夏を気持ちだけでも負けずに祭りを盛り上げてくださった。夜店にスタッフだけでも数十人、出演者は650名、総参加者6000名の行事となった。
たくさんの人が集まるといろんな問題もあった。自転車の並べ方や会場での過ごし方、身勝手な行動をする人が目立った。しかし、それがこの地域の実態でもある。まず、自分がしっかりとした尺度を持つことが大切、そして何よりこういうときこそ思いやりの心ではないかと思う。何かの行事を盛り上げよととするとき、一番大切なのは想像する力だと思う。
平成30年7月22日(日)
連日の猛暑で、夏休みに入った子どもたちがコミセンのフロアに集まってきて、カードゲームや夏休みの宿題をする場面が見られます。
野添コミセンでは子どもたちにいろいろな体験をさせたいと思い、いろいろな催しを行っています。昨日は『守り笛作り』。今日は『囲碁教室』『将棋教室』が行われています。明日からは3日間『夏休み子ども勉強教室』を実施します。このほか、『うどん作りと座禅』『パン粘土教室』なども計画しています。
子どもたちのために指導してくださる地域の講師先生方がおられます。毎年お願いしているのですが、前向きに子どもたちのことを考えて準備をしたり、指導していただいています。何かをするには必ずそれに意欲的の携わってくださる方がおられるからできるのです。本当に感謝感謝です。
平成30年6月19日(火)
昨日、大阪北部で、震度6弱の地震が発生しました。4名の方がお亡くなりになるなど、被害が大きい様子が報道されました。交通機関はほぼ1日麻痺し、水道・都市ガスなどは復旧に時間がかかるとのことです。
天災は、忘れた頃にやってくる。昔からよく言われますが本当にあの阪神淡路大震災を思い出しました。日本の国土は、地形的にも気象学的にも地球上で変化に富んだ地域です。従って日本人はそれに適応するようにその刹那を大切にし、生きてきたのだと思います。
野添コミセン区は6月17日(日)、朝から天候に恵まれ『ふれあい町民運動会』が実施されました。普段のふれあいを大切にしていくためにも出会いの場として素晴らしい行事ができました。
平成30年6月10日(日)
今日は、夜7時から、ふれあい町民運動会の実行委員会が当コミセンであります。60名ほどの人が集まり、来る6月17日の『ふれあい町民運動会』の進行について協議します。
今、参加予定者は300人あまりです。当日の天気が良くなることと、誰もけがをせず、本当にふれあい、地域の絆が強まるように祈っています。
何をするのも段取りが大切です。これからの一週間は用具等の準備がちゃんとできているか点検し万全を期したいと思います。
平成30年6月9日(土)
この時期は、田植えの時季です。5月末から農家は大変です。タマネギの収穫・ジャガイモの収穫・イチゴの処理をした後の田んぼをいったん鋤き、肥料を入れてまた鋤き、水が入ったら代掻き、3日ほどして田植え、浮き苗周り。一連のしなければならないことが毎日のようにあります。農家の皆様ご苦労様です。
今年から久しぶりに地域の水利委員になりました。6月3日(日)は地域の田んぼに水を入れる作業がありました。朝の5時から夕方の6時までかかりました。今は毎朝5時に、近くの妹池へ行き、ゴミが流れてこないかチェックしています。新井用水の除塵機から落ちたゴミを取り出す作業もしています。ゴミは、刈った草やアオミドロなどだけならいいのですが、プラスチックの容器やビニール袋ペットボトル・空き缶などがたくさん流れてきています。自分の住んでいる街をきれいにしょうとするならしっかりと自分の出すゴミに責任を持ってほしいものです。
話は大きくなりますが。今世界中の海で石油製品のゴミの問題が深刻になっています。比較的美しい国だと言われる日本でもこのような状況です。一人一人の心がけでなんとでもなるのではないかといつも思うのですが、残念でなりません。
平成30年6月8日(金)
季節の移り変わりは早いもので、5月の末には満開だったサツキの花が全部散ってしまって見るも無惨な姿になり、葉っぱにへばりついていました。今は、あじさいがとても美しいです。コミセンのテラスにはとても美しいあじさいが咲いています。是非見に来てください。

「諸行無常」という言葉がありますが、日々移ろい変化していることにしっかり向き合って生きていると自然の恵みの素晴らしさに感動します。サツマイモの蔓が大きくなってきたので一部切って別のところに植えると少し後にはなりますが立派なサツマイモができます。キュウリやトマトなどは脇芽を上手に処理しないと良い実はつきません。花でも脇芽が伸びて花をつけるものもありますがそうでないものもあります。植物ですらそれぞれきちんとその成長の様子を知らなければうまく育てることができません。
5歳で死に至らしめた虐待の記事を見るとその命をなんだと思っているのだろうか。とても悲しい思いになります。自分の子どもは授かった命です。次代を引き継ぐ者として未来から預かった命です。その命をどう扱うかで人間の未来の形が決まっていくことを忘れてはいけないと思います。
平成30年5月16日(水)
新潟で7歳の女の子が殺害される悲しい事件が起きました。学校と家の距離もとても短い日常の生活の場所でこんな事件が起こるなんて本当にショックです。同じようなお子様をもたれる保護者の方や教育関係者、地域の安全に努力しておられる方々にとって他人事ではない。
「人の命を奪ってはならない。」ことは誰でも知っているのになぜこんな悲しい事件が起きるのでしょうか。自分を大切にするのと同じだけ他の人を大切にしたらこんなことは起きないはずなのに。もっと人とうまく接する方法があるはずなのに。
平成30年5月6日(日)
この頃、国会のあり方が気になります。国会は政策を議論し合って決めていくところだと思っていたのですがどうもそうでないらしい。昔、三権分立という言葉を習ったのだが、あれは間違いなのだろうか。
日本という国に住みながら国にどれだけのことが期待できるのか。今のままではますます政治不信になるのではないかと心配になります。それと自分のことは自分でする。地域のことは地域でするくらいの気持ちで生きていないと今の段階で国はあまり頼れないような気がしませんか。
昔の兵法に「人は城」という言葉があったような気がします。どんな堅牢強固な城があってもその城を守る人がいなければすぐに落とされます。要は一人一人がしっかりしていないとダメだと言うことです。地域のこともそこに住む人がどう関わるかで決まるのではないでしょうか。
平成30年4月15日(日)
4月に入ってもう2週間が経とうとしています。桜は花が散り、葉桜に変わってしまいました。先日、近くの幼稚園や小学校の入園式に参列させていただきました。子どもたちが希望と不安を一緒に心の中に潜ませながら目を輝かせていました。地域の一員として子どもたちの健全な成長を願っています。
子どもたちの未来のために私たち大人ができることは何だろうと考えてみました。一番大切なのは大人としての見本を見せることではないでしょうか。地域の中のちょっとした活動においても子どもたちはしっかりと見ています。大人の行いを見習って子どもたちは成長していきます。どんな背中を見せているのか少し自分を見つめてみてはいかがでしょうか。平成30年3月28日(火)
3月27日(水)、蓮池小学校のさくらが開花しました。この温かさに誘われて一気にほころび始めました。朝、歩いて野添コミセンに来るときに喜瀬川の橋のところでツバメの姿を見ました。私にとっての初ツバメでした。
年度替わりで、「私、○○に異動になりました。今までいろいろお世話になりました。」という挨拶もしばしばです。それでもいろいろな組織はそれなりに続いていきいきます。そこにいた人が別の人に変わっても世の中のシステムは続いていきます。でもそこに一人一人の思いや責任があるからこそ回っているのだと思います。
新しく○○になった方、できることを一生懸命やれば、道は自ずと開かれます。
平成30年3月18日(日)
春分の日が近づいて昼の長さと夜の長さが同じになってきました。ラッパ水仙の葉が日に日に長くなりました。もうすぐ花が咲くのかなあと見守っている今日この頃です。今、びっくりするのはタマネギの葉が急に大きくなってきたことです。この時期植物は土中の養分を吸収し、盛んに細胞分裂を繰り返して大きく育っています。
私たち人間はどうなのでしょうか。人間は動物なのでものを食べることによって食べたものが身体の細胞の中に入っていき、物質が入れ替わっていきながらその生命を維持しています。20日もすれば身体の中の物質はほとんど入れ替わっているとも言われています。そう考えると日々新しい自分になっているということになります。変わっていないと思っている自分自身がそんな速さで変化している。この驚異を本当に理解すれば、毎日とっている食事が本当に大切なことに気づくと思います。
一人一人の人間がそうならば、その人間が集まっている地域はどうなのでしょうか。本当は昨日とは全然違う地域になっていく可能性があると言うことです。一人一人が地域のために何かを始めたら今より豊かな地域になると思うのです。話が飛躍しているように思われる方もおられるかもしれませんが、これは少しも大げさなことではありません。
ある日散歩に行くとつくしが出ていました。であいの道にはマンサクの花が咲いていました。大中遺跡には八重の梅が咲いていました。



野添コミセンのテラスでは春の花か咲いています。やっと降った雨で水槽がよく見えるようになりました。水槽の中にはメダカ・フナ・ドジョウなどたくさんの生き物がいます。ぜひ見に来てください。


平成30年3月10日(土)
3月に入り散歩に出ると田んぼの畦につくしが出ていました。今年はあたたくなるのが本当にうれしく思います。冬が本当に寒かったので、ちゃんとヨモギやホトケノザなどが畦に新芽を出してくるとほっとします。
明日は3月11日です。東北大震災から7年が経とうとしています。日本という国は、地理的に気象変動や大地の変動の激しい国です。大きな災害があるたびに人は助け合って生きてきました。普段でも例えば家を建てる時に地域の人を集めて一緒に宴会をしていました。地域の人に手伝ってもらいながら茅葺きをしたり、柱立てをしたりするときにお世話になるからその前にお願いするために食事を出してもてなすのです。田植えや稲刈りを集落全員で集まってやったりしていました。そんなときにもご苦労さん会の会食がありました。郷土料理は、こんな時に身近な食材で地域にあった料理をしていたから、お互いに教え合ったりして定着したのだと思います。
季節季節の郷土料理をもう一度見直してみましょう。助け合いは日常の楽しい集まりから生まれると思うのです。
平成30年3月2日(水)
2月25日、平昌オリンピックが閉幕しました。一週間ほど前なのにあの熱気はどこへ行ったのでしょうか。あえてここでもう一つ思い出してほしいエピソードがあります。スピードスケート女子団体追い抜きの「金」メダルは獲得です。
日本スケート連盟は、ソチオリンピックの後、ナショナルチームを結成し、この1年は、延べ200日寝食を共にし集団としての意識を高めました。あの一糸乱れぬ同じ動き、ぴったり前の選手の後ろについて空気抵抗をできるだけ小さくし、先頭選手の交代をできるだけ短時間でできるように取り組んできました。一人一人の力を最大限出して勝利を目指したこの種目は、本当に美しい自然な形になっていました。これは4年間のたゆまぬ日々の取組の積み重ねの成果なのではないでしょうか。
目的意識を持って集団で継続的に取り組むことは、常に大自然の脅威にさらされ、それに立ち向かってきた日本民族が大昔から得意とするところでした。地域活動も本当は大昔からの面々と受け継がれてきた活動なのではないでしょうか。
平成30年2月21日(水)
2月18日、平昌オリンピックで小平奈緒選手がスピードスケート女子500メートルで金メダルをとった。記録は36秒94の五輪新記録である。彼女は、1000メートルでも銀メダルを獲得していた。真剣にスケートを極めるために臨んだ大会で、今一番速い滑りを実現した結果が金メダルであった。
彼女の話によれば、小さいときからお父さんと一緒にやってきて何よりもスケートが大好きだったという。父との二人三脚が本当に貴重な時間だったのだろう。スケートだけのために頑張ってきたといいながら、信州大学を卒業している事実から学ぶことに対してもその姿勢は変わらなかったのではないだろうか。単身オランダへ2年間の留学をしたことからも彼女の人生そのものが常に自分の学びたいという強い意志で現在進行形なのは事実だ。
ある民放のインタビューで、『人から与えられるものは有限だが、自分から求めて学ぶものは無限だ。』といったことが心に残りました。自分の人生は人任せにできない。孤独の中で常に自分と向き合い続けるからこそ、多くの人の話を聞き学び続けているのである。当たり前で古い言葉だが、『日々精進!!』そんな言葉が心に浮かんだ。
平成30年2月18日(日)
2月17日、平昌オリンピックで羽生結弦選手がフィギュアスケートで金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得した。世界中の人々を魅了した羽生選手の演技は本当に素敵だった。
人はどこまで頑張れるのか。願った結果が出るまで頑張ると言うことはどういうことなのか。私達はどうしてこんなに感動するのか。「たくさんのことを捨ててきました。」という言葉の重みが響いてきました。「魔物に押された」という言葉は一体どんなことを意味するのか考えさせられました。あの華奢な雰囲気を持った彼の中にある研ぎ澄まされた信念は何に裏付けられているのだろうか。いろいろなことが心にとどまっています。ただ分かっていることは、日々精一杯生きていることでした。
全てのオリンピアンたちは、4年に1回しかない非日常的なイベントに向けて日々精進している。しかし限界に挑戦して結果が出ない場合の方が遙かに多い。1番になるのは一人しかいないから自明のことですね。でも、結果が出るまで日々精進する思いで努力する者にはいろんな魔物が背中を押してくれる。それは今かもしれない。この次かも知らない。また人生全体の中で本人も気づかないかもしれない。今回の羽生選手の快挙はそのとき「魔物が背中を押した。」結果なのかもしれない。身近に日々自分を高めている人はいっぱいいるんだろうな。
平成30年1月30日
「寒い!寒い!」と毎日いろいろなところから言われます。そりゃ1年で一番寒い時期なので仕方がありません。今日やっとこの1年間の主な行事の記録がまとめられました。詳しくは上のオレンジ色ボタンの行事をクリックしてください。行事のページには平成29年度の野添コミセンの数々の記録がPDFファイルでまとめられています。是非ボタンを押してこの1年を振り返っていただければ幸いです。
まとめるに当たって行事ごとの写真を見ていますと本当に行事を作り上げるスタッフの多さに驚かされます。今まで培ってきたノウハウがあってもそれを動かす人がいなければ何もできません。平成29年度もあと2ヶ月となりました。たくさんの出逢い、たくさんの笑顔にコミセン活動が支えられています。本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
平成30年1月6日
あけましておめでとうございます
旧年中はコミセン活動にご協力していただきありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
私達の生きている今は、自分の能力では理解できないことがたくさんあって何かわからないものに振り回されているような気がします。本当に大事にしなければいけないものが何か。常に自問自答していかなければ自分を見失ってしまう時代ではないでしょうか。足元をしっかり見つめて自分自身ができることをまず始めることが大切なのではないでしょうか。家族を大切にする。隣の人を大切にする。こんなことから始めましょう。
12月23日
昨日は、冬至でした。一年のうちで一番昼の時間が短いという。昼の時間とは、日の出の時刻から日の入りの時刻までの時間です。昨日の明石の日の出は午前7時3分32秒、日の入りは午後4時53分34秒でした。だから昼の長さは9時間50分2秒です。しかし日の入りの時刻が一番早かったのは12月5日の午後4時49分6秒でした。この頃夕暮れが少し遅くなっているなあと思ったら実際に少しずつ日の入りの時刻が遅くなっていたのでした。日の出の時刻が一番遅い時刻は来年の1月7日の午前7時7分35秒だそうです。
かつて人間は、こういったことに敏感でした。今は情報が多すぎて何が重要なのかわからなくなってきています。AIの発達で、近い将来、人の働き方がガラッと変わっていくと言われています。でも私達人間は動物だから、やっぱり自然の摂理に敏感でなければいけないと思います。自分の判断とか考えとか体験に基づいたものが一番重要になるのではないでしょうか。
地域での取り組みは体験そのものです。人と人とがふれあう日常がとても大切なものだと思います。平成29年があと1週間で終わりそうですが、じっくり足下を見つめてみてはどうでしょうか。今日があって明日がやってくるのです。
12月3日(日)
朝は、放射冷却で気温が低かったのですが、時間がたつにつれて今日は、穏やかな天気になりました。10時から秋ヶ池公園で播磨町コミセン交流グラウンドゴルフ大会があったのですが、9時30分からの受付にもかかわらず、9時には半数以上の元気なお年寄りがたくさん集まってこられました。待ちながらのんびり過ごす時間は、至福の平穏幸せな時間でした。競技も和気あいあいと進行することができました。
蓮池小学校では鹿の川地区のグラウンドゴルフ大会がありました。コミセンのホールでは、新池自治会のいきいき活動が実施されていました。地域の取り組みが本当に盛んであることには目を見張るものがあります。
11月29日(水)
初冬の寒さが少し収まったと思っていたら、また今日は朝から雨がパラパラ降っています。明日以降さらに冬の寒さが増してくるようです。25日(日)にふれあいバス旅行で阿瀬渓谷の方へ行ったのですが途中高速道路から遠くの山が白くなり雪が降った後がありました。
今日は朝から北朝鮮が発射した弾道ミサイルの報道がありました。とても残念です。どうして平和を大切にしないのでしょうか。今ある平和は多くの人々の犠牲の上に成り立っていることや今現在身近な人を慈しみ助け合っている人の努力で成り立っていることを忘れてはいけないと思います。あなたの隣にいる人を大切にすることや地域の中で会う人を大事に思うことから平和への一歩があることを自覚して行動することです。
11月4日(土)
さくらの葉が赤く色づいています。よく見ると一枚一枚趣のある色づき方です。昔この頃、稲刈りと脱穀を家族総出でやったことを思い出します。昼休憩で田んぼで食べたおむすびと柿、ふかしたサツマイモなど、わらの匂いと一緒に覚えている。大変だったけど子どもにとっては楽しい行事でした。家族で過ごす時間がとても大切だなあと思いました。
今日は、播磨町の大中遺跡祭りがあります。蓮池小学校のグランドにはたくさんの車が止まっています。きっと会場では賑わっていることでしょう。
10月29日(日)
10月の休日は、悪天候が多かった。小学校の運動会や自然学校、野添地区では野添住吉神社秋祭りが2日とも雨でした。今日29日は、台風22号が太平洋の南岸沿いを東へ進んでいくため、昨日から雨が降り、129名の方が応募されたふれあいグラウンドゴルフ大会が中止となりました。昨日は中止の連絡を各自治会長さんを通してたくさんの方にしていただきました。行事をするとき本当にたくさんの方の力をお借りしているのだなあといつも思います。
10月22日(日)
超大型で非常に強い台風21号(ラン)が、日本の南海上を北上しています。今日は、衆議院の選挙ですが、朝6時半ぐらいから播磨町の職員の方が来られたり、慌ただしい一日が始まりました。次から次へと投票に来られる方がいます。中にはご夫婦で来られた方が投票の後、ギャラリーに飾ってある油彩画を鑑賞してくださる方がいました。一歩一歩歩くのが大変なのに、杖で自分の身体を支えながら一票を投じる方もおられます。18歳ぐらいの方が親御さんと一緒に投票に来られるほっとする場面もありました。国民は投票することで国政に参加していることとなっていますが、舵取りの難しい中当選される議員の方々には、しっかりとした未来を描いた上でお仕事に励んでいただきたいものです。一歩歩くたびに「エイッ。」とか「よいしょ。」とか言いながら来られた方の律儀さを目の当たりにしてなんとかこの国が良い方向に導かれることを願ってやみません。
10月17日(火)
長雨にさらされた秋祭り。本当に残念でした。すっかり黄色に色づいた稲が「早く収穫してください。」と言っているような気がします。やっと雨のやみ間に農作業でもしようかなと思っておられる方もおられることでしょう。機械がなかったころは、親戚が集まったり、地域の人々と助け合って収穫をしていた。とても大変な作業でしたが自然に連帯感が持てて大勢があつまり食事をする機会もあったでしょう。こんな時に地域の郷土料理もふるまわれたのでしょう。また民謡なども歌われたのでしょう。便利になって失っていく豊かさもあるのではないでしょうか
10月13日(金)
空模様が悪い中、明日の住吉神社の秋祭りに向けて準備を進めている方々には、天候が心配ですね。播磨町では、町制55周年事業として新島に日本丸も来ているとのこと。この土日の2日間は天気が良くなることを願っています。
10月22日には、衆議院の選挙があります。人が生きていくとき、「自助・共助・公助」という区分で考えると、選挙は「公助」の領域をしっかり考えていく必要があります。「公助」を考えるとき、「自助」「共助」はどうなのかも考えなければいけないと思います。自分でできること・地域で協力してできることは頑張ってやりましょう。「公助」に頼りすぎるとその分税金をたくさん拠出することになることははっきりしています。どこまで国の施策に頼るかしっかり自分の意見をもって是非投票に行きましょう。
9月23日(土)
秋分ですね。田んぼの畦には,彼岸花(曼珠沙華)の赤い花がいっぱい咲いています。10日前ぐらいから急に地面から現れて,必ずこの時期に花を見せます。今は葉っぱは見えませんが花が枯れるとその後は濃い緑色の細長い葉っぱがいっぱいできます。そろそろ金色に染まってくる稲との調和がとても良いっと思いませんか。秋分と言えば昼の長さと夜の長さが同じで太陽が真東から昇り真西に沈みます。涼しい日々が近づき、高い山から新雪の便りがやってくるのも今日この頃です。秋祭りもいよいよ近づいてきましたね。地域の繋がりが深まるといいですね。