ちょっと一言

平成30年3月28日(火)
 3月27日(水)、蓮池小学校のさくらが開花しました。この温かさに誘われて一気にほころび始めました。朝、歩いて野添コミセンに来るときに喜瀬川の橋のところでツバメの姿を見ました。私にとっての初ツバメでした。
 年度替わりで、「私、○○に異動になりました。今までいろいろお世話になりました。」という挨拶もしばしばです。それでもいろいろな組織はそれなりに続いていきいきます。そこにいた人が別の人に変わっても世の中のシステムは続いていきます。でもそこに一人一人の思いや責任があるからこそ回っているのだと思います。
 新しく○○になった方、できることを一生懸命やれば、道は自ずと開かれます。

平成30年3月18日(日)
 春分の日が近づいて昼の長さと夜の長さが同じになってきました。ラッパ水仙の葉が日に日に長くなりました。もうすぐ花が咲くのかなあと見守っている今日この頃です。今、びっくりするのはタマネギの葉が急に大きくなってきたことです。この時期植物は土中の養分を吸収し、盛んに細胞分裂を繰り返して大きく育っています。
 私たち人間はどうなのでしょうか。人間は動物なのでものを食べることによって食べたものが身体の細胞の中に入っていき、物質が入れ替わっていきながらその生命を維持しています。20日もすれば身体の中の物質はほとんど入れ替わっているとも言われています。そう考えると日々新しい自分になっているということになります。変わっていないと思っている自分自身がそんな速さで変化している。この驚異を本当に理解すれば、毎日とっている食事が本当に大切なことに気づくと思います。
 一人一人の人間がそうならば、その人間が集まっている地域はどうなのでしょうか。本当は昨日とは全然違う地域になっていく可能性があると言うことです。一人一人が地域のために何かを始めたら今より豊かな地域になると思うのです。話が飛躍しているように思われる方もおられるかもしれませんが、これは少しも大げさなことではありません。

 ある日散歩に行くとつくしが出ていました。であいの道にはマンサクの花が咲いていました。大中遺跡には八重の梅が咲いていました。



 野添コミセンのテラスでは春の花か咲いています。やっと降った雨で水槽がよく見えるようになりました。水槽の中にはメダカ・フナ・ドジョウなどたくさんの生き物がいます。ぜひ見に来てください。


平成30年3月10日(土)
 3月に入り散歩に出ると田んぼの畦につくしが出ていました。今年はあたたくなるのが本当にうれしく思います。冬が本当に寒かったので、ちゃんとヨモギやホトケノザなどが畦に新芽を出してくるとほっとします。
 明日は3月11日です。東北大震災から7年が経とうとしています。日本という国は、地理的に気象変動や大地の変動の激しい国です。大きな災害があるたびに人は助け合って生きてきました。普段でも例えば家を建てる時に地域の人を集めて一緒に宴会をしていました。地域の人に手伝ってもらいながら茅葺きをしたり、柱立てをしたりするときにお世話になるからその前にお願いするために食事を出してもてなすのです。田植えや稲刈りを集落全員で集まってやったりしていました。そんなときにもご苦労さん会の会食がありました。郷土料理は、こんな時に身近な食材で地域にあった料理をしていたから、お互いに教え合ったりして定着したのだと思います。
 季節季節の郷土料理をもう一度見直してみましょう。助け合いは日常の楽しい集まりから生まれると思うのです。

平成30年3月2日(水)
 2月25日、平昌オリンピックが閉幕しました。一週間ほど前なのにあの熱気はどこへ行ったのでしょうか。あえてここでもう一つ思い出してほしいエピソードがあります。スピードスケート女子団体追い抜きの「金」メダルは獲得です。
 日本スケート連盟は、ソチオリンピックの後、ナショナルチームを結成し、この1年は、延べ200日寝食を共にし集団としての意識を高めました。あの一糸乱れぬ同じ動き、ぴったり前の選手の後ろについて空気抵抗をできるだけ小さくし、先頭選手の交代をできるだけ短時間でできるように取り組んできました。一人一人の力を最大限出して勝利を目指したこの種目は、本当に美しい自然な形になっていました。これは4年間のたゆまぬ日々の取組の積み重ねの成果なのではないでしょうか。
 目的意識を持って集団で継続的に取り組むことは、常に大自然の脅威にさらされ、それに立ち向かってきた日本民族が大昔から得意とするところでした。地域活動も本当は大昔からの面々と受け継がれてきた活動なのではないでしょうか。

平成30年2月21日(水)
 2月18日、平昌オリンピックで小平奈緒選手がスピードスケート女子500メートルで金メダルをとった。記録は36秒94の五輪新記録である。彼女は、1000メートルでも銀メダルを獲得していた。真剣にスケートを極めるために臨んだ大会で、今一番速い滑りを実現した結果が金メダルであった。
 彼女の話によれば、小さいときからお父さんと一緒にやってきて何よりもスケートが大好きだったという。父との二人三脚が本当に貴重な時間だったのだろう。スケートだけのために頑張ってきたといいながら、信州大学を卒業している事実から学ぶことに対してもその姿勢は変わらなかったのではないだろうか。単身オランダへ2年間の留学をしたことからも彼女の人生そのものが常に自分の学びたいという強い意志で現在進行形なのは事実だ。
 ある民放のインタビューで、『人から与えられるものは有限だが、自分から求めて学ぶものは無限だ。』といったことが心に残りました。自分の人生は人任せにできない。孤独の中で常に自分と向き合い続けるからこそ、多くの人の話を聞き学び続けているのである。当たり前で古い言葉だが、『日々精進!!』そんな言葉が心に浮かんだ。

平成30年2月18日(日)
 2月17日、平昌オリンピックで羽生結弦選手がフィギュアスケートで金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得した。世界中の人々を魅了した羽生選手の演技は本当に素敵だった。
 人はどこまで頑張れるのか。願った結果が出るまで頑張ると言うことはどういうことなのか。私達はどうしてこんなに感動するのか。「たくさんのことを捨ててきました。」という言葉の重みが響いてきました。「魔物に押された」という言葉は一体どんなことを意味するのか考えさせられました。あの華奢な雰囲気を持った彼の中にある研ぎ澄まされた信念は何に裏付けられているのだろうか。いろいろなことが心にとどまっています。ただ分かっていることは、日々精一杯生きていることでした。
 全てのオリンピアンたちは、4年に1回しかない非日常的なイベントに向けて日々精進している。しかし限界に挑戦して結果が出ない場合の方が遙かに多い。1番になるのは一人しかいないから自明のことですね。でも、結果が出るまで日々精進する思いで努力する者にはいろんな魔物が背中を押してくれる。それは今かもしれない。この次かも知らない。また人生全体の中で本人も気づかないかもしれない。今回の羽生選手の快挙はそのとき「魔物が背中を押した。」結果なのかもしれない。身近に日々自分を高めている人はいっぱいいるんだろうな。

平成30年1月30日
 「寒い!寒い!」と毎日いろいろなところから言われます。そりゃ1年で一番寒い時期なので仕方がありません。今日やっとこの1年間の主な行事の記録がまとめられました。詳しくは上のオレンジ色ボタンの行事をクリックしてください。行事のページには平成29年度の野添コミセンの数々の記録がPDFファイルでまとめられています。是非ボタンを押してこの1年を振り返っていただければ幸いです。
 まとめるに当たって行事ごとの写真を見ていますと本当に行事を作り上げるスタッフの多さに驚かされます。今まで培ってきたノウハウがあってもそれを動かす人がいなければ何もできません。平成29年度もあと2ヶ月となりました。たくさんの出逢い、たくさんの笑顔にコミセン活動が支えられています。本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

平成30年1月6日
 あけましておめでとうございます
 旧年中はコミセン活動にご協力していただきありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 私達の生きている今は、自分の能力では理解できないことがたくさんあって何かわからないものに振り回されているような気がします。本当に大事にしなければいけないものが何か。常に自問自答していかなければ自分を見失ってしまう時代ではないでしょうか。足元をしっかり見つめて自分自身ができることをまず始めることが大切なのではないでしょうか。家族を大切にする。隣の人を大切にする。こんなことから始めましょう。

12月23日
 昨日は、冬至でした。一年のうちで一番昼の時間が短いという。昼の時間とは、日の出の時刻から日の入りの時刻までの時間です。昨日の明石の日の出は午前7時3分32秒、日の入りは午後4時53分34秒でした。だから昼の長さは9時間50分2秒です。しかし日の入りの時刻が一番早かったのは12月5日の午後4時49分6秒でした。この頃夕暮れが少し遅くなっているなあと思ったら実際に少しずつ日の入りの時刻が遅くなっていたのでした。日の出の時刻が一番遅い時刻は来年の1月7日の午前7時7分35秒だそうです。
 かつて人間は、こういったことに敏感でした。今は情報が多すぎて何が重要なのかわからなくなってきています。AIの発達で、近い将来、人の働き方がガラッと変わっていくと言われています。でも私達人間は動物だから、やっぱり自然の摂理に敏感でなければいけないと思います。自分の判断とか考えとか体験に基づいたものが一番重要になるのではないでしょうか。
 地域での取り組みは体験そのものです。人と人とがふれあう日常がとても大切なものだと思います。平成29年があと1週間で終わりそうですが、じっくり足下を見つめてみてはどうでしょうか。今日があって明日がやってくるのです。

12月3日(日)
 朝は、放射冷却で気温が低かったのですが、時間がたつにつれて今日は、穏やかな天気になりました。10時から秋ヶ池公園で播磨町コミセン交流グラウンドゴルフ大会があったのですが、9時30分からの受付にもかかわらず、9時には半数以上の元気なお年寄りがたくさん集まってこられました。待ちながらのんびり過ごす時間は、至福の平穏幸せな時間でした。競技も和気あいあいと進行することができました。
 蓮池小学校では鹿の川地区のグラウンドゴルフ大会がありました。コミセンのホールでは、新池自治会のいきいき活動が実施されていました。地域の取り組みが本当に盛んであることには目を見張るものがあります。

11月29日(水)
 初冬の寒さが少し収まったと思っていたら、また今日は朝から雨がパラパラ降っています。明日以降さらに冬の寒さが増してくるようです。25日(日)にふれあいバス旅行で阿瀬渓谷の方へ行ったのですが途中高速道路から遠くの山が白くなり雪が降った後がありました。
 今日は朝から北朝鮮が発射した弾道ミサイルの報道がありました。とても残念です。どうして平和を大切にしないのでしょうか。今ある平和は多くの人々の犠牲の上に成り立っていることや今現在身近な人を慈しみ助け合っている人の努力で成り立っていることを忘れてはいけないと思います。あなたの隣にいる人を大切にすることや地域の中で会う人を大事に思うことから平和への一歩があることを自覚して行動することです。

11月4日(土)
 さくらの葉が赤く色づいています。よく見ると一枚一枚趣のある色づき方です。昔この頃、稲刈りと脱穀を家族総出でやったことを思い出します。昼休憩で田んぼで食べたおむすびと柿、ふかしたサツマイモなど、わらの匂いと一緒に覚えている。大変だったけど子どもにとっては楽しい行事でした。家族で過ごす時間がとても大切だなあと思いました。
 今日は、播磨町の大中遺跡祭りがあります。蓮池小学校のグランドにはたくさんの車が止まっています。きっと会場では賑わっていることでしょう。

10月29日(日)
 10月の休日は、悪天候が多かった。小学校の運動会や自然学校、野添地区では野添住吉神社秋祭りが2日とも雨でした。今日29日は、台風22号が太平洋の南岸沿いを東へ進んでいくため、昨日から雨が降り、129名の方が応募されたふれあいグラウンドゴルフ大会が中止となりました。昨日は中止の連絡を各自治会長さんを通してたくさんの方にしていただきました。行事をするとき本当にたくさんの方の力をお借りしているのだなあといつも思います。

10月22日(日)
 超大型で非常に強い台風21号(ラン)が、日本の南海上を北上しています。今日は、衆議院の選挙ですが、朝6時半ぐらいから播磨町の職員の方が来られたり、慌ただしい一日が始まりました。次から次へと投票に来られる方がいます。中にはご夫婦で来られた方が投票の後、ギャラリーに飾ってある油彩画を鑑賞してくださる方がいました。一歩一歩歩くのが大変なのに、杖で自分の身体を支えながら一票を投じる方もおられます。18歳ぐらいの方が親御さんと一緒に投票に来られるほっとする場面もありました。国民は投票することで国政に参加していることとなっていますが、舵取りの難しい中当選される議員の方々には、しっかりとした未来を描いた上でお仕事に励んでいただきたいものです。一歩歩くたびに「エイッ。」とか「よいしょ。」とか言いながら来られた方の律儀さを目の当たりにしてなんとかこの国が良い方向に導かれることを願ってやみません。

10月17日(火)
 長雨にさらされた秋祭り。本当に残念でした。すっかり黄色に色づいた稲が「早く収穫してください。」と言っているような気がします。やっと雨のやみ間に農作業でもしようかなと思っておられる方もおられることでしょう。機械がなかったころは、親戚が集まったり、地域の人々と助け合って収穫をしていた。とても大変な作業でしたが自然に連帯感が持てて大勢があつまり食事をする機会もあったでしょう。こんな時に地域の郷土料理もふるまわれたのでしょう。また民謡なども歌われたのでしょう。便利になって失っていく豊かさもあるのではないでしょうか

10月13日(金)
 空模様が悪い中、明日の住吉神社の秋祭りに向けて準備を進めている方々には、天候が心配ですね。播磨町では、町制55周年事業として新島に日本丸も来ているとのこと。この土日の2日間は天気が良くなることを願っています。
 10月22日には、衆議院の選挙があります。人が生きていくとき、「自助・共助・公助」という区分で考えると、選挙は「公助」の領域をしっかり考えていく必要があります。「公助」を考えるとき、「自助」「共助」はどうなのかも考えなければいけないと思います。自分でできること・地域で協力してできることは頑張ってやりましょう。「公助」に頼りすぎるとその分税金をたくさん拠出することになることははっきりしています。どこまで国の施策に頼るかしっかり自分の意見をもって是非投票に行きましょう。

 9月23日(土)
 秋分ですね。田んぼの畦には,彼岸花(曼珠沙華)の赤い花がいっぱい咲いています。10日前ぐらいから急に地面から現れて,必ずこの時期に花を見せます。今は葉っぱは見えませんが花が枯れるとその後は濃い緑色の細長い葉っぱがいっぱいできます。そろそろ金色に染まってくる稲との調和がとても良いっと思いませんか。秋分と言えば昼の長さと夜の長さが同じで太陽が真東から昇り真西に沈みます。涼しい日々が近づき、高い山から新雪の便りがやってくるのも今日この頃です。秋祭りもいよいよ近づいてきましたね。地域の繋がりが深まるといいですね。

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